山本晋也 
2015年4月より軽自動車税が増額（増税）されます。自家用・乗用で現行の7,200円から10,800円へ、自家用・貨物は現行の4,000円から5,000円になるといった内容が話題を集めています。
そんな軽自動車業界の界隈では、増税に対抗して各メーカーが商品力アップを狙っているというウワサもささやかれていますが、スズキの軽トラ「キャリイ」が大きく進化、軽トラとして初めての装備を与えられています。
2014年2月24日より発売開始されたキャリイの新グレード名は「KCエアコン・パワステディスチャージヘッドランプ装着車」と「KXディスチャージヘッドランプ装着車」の2つ。それぞれに2WD／4WD、5MT／3ATが用意され、エンジンは従来通り、最新の可変バルブタイミング機構付きR06A型DOHC12バルブとなっています。
名前の通り、軽トラとしては初めてディスチャージヘッドランプ、いわゆるHIDヘッドライトを標準装備した新グレードです。これにより夜間の運転における安全性を高めると同時に、昼間でもHIDならではの存在感あるヘッドライトがキャリイの顔を引き締めているといえそうです。
メーカー希望小売価格は、「KCエアコン・パワステディスチャージヘッドランプ装着車」が836,850円～1,061,550円、「KXディスチャージヘッドランプ装着車」は962,850円～1,187,550円となっています（いずれも消費税5％）。
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（山本晋也）
