まさかの簡単さ! iPhoneをヘッドアップディスプレイにしてしまうアプリ【動画】

ヘッドアップディスプレイ(HUD)ってあこがれのデバイスだったんですよね。そもそもは戦闘機とかで、風防の手前の透明なスクリーンにさまざまな情報を映し出す装置で、前方を見ながら、情報も重ね合わせて表示できるってことで、なんかハイテクかつ便利そうでカッコよかったんです。クルマでもだいぶ前にシルビアが採用したりしていましたが、その後はあまり見ませんでした。でも、最近また純正採用が増えてきています。

 HUDWAY_01

そんなあこがれのHUDを、簡単に実現することができるようになりました。しかも、特殊な装備は必要なし。そのアプリをインストールしたiPhoneをダッシュボードに置くだけなんです。表示されるのは車速などではなく、道路の情報。ルート検索すると、この先の道がどんなふうにカーブしているのかを表示してくれます。

 HUDWAY_02

それにしてもこの表示方法は、ちょっと「やられた!」っていう感じです。たしかに、スマートフォンに情報を反転表示させれば、それをフロントウインドウに反射させるだけでHUDが実現するわけです。これは思いつかなかった。もちろん、専用のスクリーンじゃないので、明るいところではあまり見えませんが、むしろ視界の悪いときに威力を発揮しそうなアプリなのでこれで十分かもしれません。夜間や霧の山間ドライブなんかでは便利かも。なんたって無料だし。なお、アプリの名称は「Hudway」。もちろんiTunesでダウンロードできます。

(まめ蔵)

この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
続きを見る
閉じる