世界中の自動車メーカーが参加する「Vision Gran Turismo」とは!?

先日、ドイツのケルンで開催された「Gamescom 2013」において、「グランツーリスモ」が発表した「Vision Gran Turismo」が世界中から熱い注目を集めています。世界の自動車メーカーを中心としたグローバルブランドとの新しいコラボレーションプロジェクトで、チラ見せの動画を観ていただければ分かりますが、ゲーム作りの範疇を軽く超越したコンセプトカーや映像の圧倒的な美しさには、何度見ても本当に驚かされます。

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参加するブランドは、アルファ ロメオ、アルピーヌ、アストンマーティン、アウディ、BMW、ベルトーネ、GMデザイン、ホンダ、インフィニティ、イタルデザイン・ジウジアーロ、ジョーダン(スポーツウェア)、メルセデス・ベンツ、ナイキ、日産、プジョー、SRT(クライスラー)、フォルクスワーゲン、ザガートのデザイン部門。

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2013年冬発売予定の「グランツーリスモ6」のためにコンセプトモデルを開発し、ゲーム上での走行が可能になるという、ゲームファンならずともクルマ好きなら絶対に気になるプロジェクトです。

具体的には、BMWからはMシリーズの遺伝子を引き継ぐバーチャルコンセプトカー「BMW Vision Gran Turismo」が登場。フォルクスワーゲンによる「ゴルフGTI Vision Gran Turismo」は、ゴルフGTIの新しいデザインの探求へとつながったといいます。

また、アルファ ロメオ「6C ビポスト Vision Gran Turismo」は、あのアルファ ロメオ 4Cを手がけたチームによるもので、1930年台の象徴的なモデルへのオマージュが感じられる仕上がり。

メルセデス・ベンツは、「AMG Vision Gran Turismo」で美しさと同社のクラシカルなデザイン要素を融合。気になるナイキは、「グランツーリスモ4」に登場した革新的なコンセプトカー「Nike ONE」に続き、クルマのデザインに取り組んでいます。

これらの気になるクルマは、「グランツーリスモ6」のオンラインアップデートを通じて今年末から2014年にかけて順にリリースされます。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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