ドライブの楽しみといえば、音楽で決まりでしょう! という方も少なくないはず。ただ、ホームオーディオと同様に、こだわるほど奥は底が見えないほど深く、手間も費用も掛かりがちです。一方で、ドライブをより快適にするカーナビは説明不要の必需品ですから、ナビの音が良ければベストという方にオススメなのが9月4日から発売される三菱電機の「DIATONE SOUND.NAVI」。
同シリーズは昨年発売され、純正スピーカーのままでカーナビを変えるだけで高音質が得られるとして好評を得たオーディオ重視系ナビ。ナビよりもサウンドを先に持ってくるシリーズ名からも、音へのこだわりが感じられます。「DIATONE」は、車載だけでなくホーム用もラインナップする同社の高級オーディオブランドで、同銘柄の音響技術を集結させた渾身作。
まず、高精度演算が可能な新開発「64ビット演算コアデジタルシグナルプロセッサー(DSP)」により、信号処理による音質劣化をごく僅かに抑え、高音質を実現しています。
さらに、デジタルノイズが混じった音楽信号からノイズのみを除去する「ピュアデジタルアイソレーター」を搭載し、「リモートポテンシャル伝送バッファアンプ」がアナログ伝送ノイズを遮断。ほかにも、「DIATONE Volume」により走行音に応じて常に適切な音量に自動調整するのは高級輸入車などでお馴染みの機能。
ヴィジュアル面でもこだわっており、三菱電機の液晶テレビ「REAL」で培われた高画質技術をカーナビに初搭載。自然で艶やかな色再現が自慢で、とくに赤の再現性が向上しています。
メディアはCD/DVDプレイヤーをはじめ、SDメモリーカード、Bluetooth、FM/AMチューナーに対応。地デジはフルセグ/ワンセグ対応チューナーを搭載していますから、音楽だけでなく映像も高画質で楽しみたいというニーズにも応えてくれます。
さて、ナビ機能での注目は、270種類のスマホ用アプリと連携する「NaviCon」に対応し、目的地探索や周辺検索、最大5件の地点登録(目的地1件、経由地4件まで)が可能。ドライブ前にスマホで検索しておけばワンタッチでナビに転送できます。
また、交差点の右左折時に必要な曲がる場所と方向を分かりやすく表示したシンプルマップも搭載。
ナビデータは16GBのメモリーカードに収録されていて、上位機種の「NR-MZ80PREMI」には原音に忠実なサウンド調整が可能なイコライザーやタイムアライメント、クロスオーバーネットワークなどの各音質調整機能を用意しています。
価格は「NR-MZ80PREMI」、エントリー機種の「NR-MZ80」ともにオープンで、店頭予想価格は前者が22〜23万円前後で、後者が16〜17万円前後です。
■三菱電機「DIATONEサウンドナビ NR-MZ80シリーズ」
http://www.mitsubishielectric.co.jp/carele/carnavi/nr-mz80/index.html
(塚田勝弘)