女子大生が開発した頭丸出しヘルメット【動画】

驚くべき自転車用ヘルメットが開発されました。どういうものかというと、頭まる出し。もちろん、それだけじゃヘルメットの役目を果たさないので、事故に遭遇したことをセンサーで検知し、頭を打つまえに、エアバッグのように膨らんで瞬時に頭を包むというものです。製品名は「Hövding(ヘヴディング)」。

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私などはバイク乗りなので、「ふつうにヘルメットかぶればいいじゃん」って一瞬思うんですが、そう単純でもないんですよね。女性にとっては、ヘルメットをかぶると髪型が崩れる、半キャップでもないかぎり化粧が内装につく、というようなデメリットがあるわけなんです。というわけで、このヘルメットは従来のヘルメットに不満があったスウェーデンの女子大生が開発したそうです。しかも、従来のヘルメットの3倍も衝撃吸収性があるというのだから、立派なものです。

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まぁ、これは自転車用であってバイク用ではないし、日本ではオシャレをして自転車に乗っているひとでヘルメットをかぶりたいと思っているひとは現在のところほとんどいないと思われるので、すぐにはそうそう売れないでしょうが、諸外国の一部では自転車に乗る際にヘルメットが義務づけられているところがあるようです。そういう国ではヒットするかもしれません。価格は399ユーロ(日本円で約5万1000円)だそうです。高いと思いますか? 僕が使っている2輪車用ヘルメット、AraiのRX-7RR5の定価が5万5650円なので、このヘヴディングは逆によくそんな価格に抑えられたなぁと思いますね。

(まめ蔵)

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まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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