クラウド情報ネットワークサービス「Smart Access」対応のエントリーナビ登場

クラリオンが展開する自動車向けのクラウド情報ネットワークサービス「Smart Access」は、日立グループの協力を得て運用されているもので、現時点ではiPhone連携機能やナビで使える多彩なアプリをはじめ、地図差分更新サービス、人気声優のオリジナル音声誘導などが提供されています。

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さらに、5月上旬にはGoogleの音声認識・検索サービスを活用する提携も発表されました。スマホでも使われているGoogle音声検索やGoogle Placeが「Smart Access」のサービスとして追加され、年内にも対応モデルがリリースされる予定です。

なお、今回のエントリーモデル2機種は、まだGoogle音声検索やGoogle Placeには対応していませんが、「Smart Access」のクラウドサーバーを使った車載端末機で、6月上旬からリリースされます。

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新機能として、現在の最新カーナビで増えつつあるスマホ感覚の操作が可能なフリックオペレーションを搭載。地図画面をフリック(払う)ことでスクロールができたり、オーディオ画面でもフォルダーや曲名リストの送り操作ができたりするなど、直感的なインターフェイスを実現。

ワイド7VGAを搭載した「NX613」は、1年間無料の地図差分更新サービスや地デジ・中継局スムーズサーチ機能、SDメモリーカードに最大4000局収録可能なミュージックキャッチャーを搭載。ほかにも高性能な独自音響技術を搭載し、5つのサウンド調整機能を用意することで高音質な音楽を楽しめます。

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6.2インチVGAを採用する「NX403」は、フルセグ対応のエントリーモデルで、H.264形式の動画ファイルやUSBメモリーに記録されたロスレスオーディオの楽曲再生が可能です。

地図データに昭文社の「まっぷるマガジン」約130冊分の「マップルナビ4」を搭載し、ドライブや観光をサポートするなど、AVも地図機能も必要十分なメニューを用意しています。

価格はオープンですが、「NX613」の店頭予想価格が11万円前後、「NX403」が5万円前後になっています。

■クラリオン「NX613」
http://www.clarion.com/jp/ja/products/2012/personal/navigation/navigation/NX613/jp-ja-product-hi_1259679785957.html

■クラリオン「NX403」
http://www.clarion.com/jp/ja/products/2012/personal/navigation/navigation/NX403/jp-ja-product-hi_1259675202410.html

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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