新型クラウンが発売3カ月で2.6万台 ! ハイブリッドが55%超え !

2012年末に発売された新型クラウンは2013年1月が5,327台、2月が9,668台、3月が11,592台と、累計登録台数が26,587台に達しており、販売は順調に推移しているようです。

トヨタ クラウン ロイヤル

産経新聞によると、上記1~3月の累計販売台数のうち、HVモデルが半数以上となる55.3%(14,700台)を占めていると言います。

先代クラウンのHV比率15.8%に比べ、飛躍的な伸びを示しており、モデルチェンジで顕著に「Re BORN」効果が現れている状況。

新型では排気量が3.5Lから2.5Lにダウンサイズされたことで、JC08モード燃費が14.0km/Lから23.2km/Lと65%以上向上。

直列4気筒エンジンながら、V6 3.0L車に匹敵する走行性能を確保、ガソリン車との価格差を50万円台に抑えた事や、エコカー減税も受けられる事が奏功してHV比率が高まった模様。 

(参考スペック)     ガソリンモデル          HVモデル
エンジン       2.5L V6 直噴DOHC    2.5L 直4 直噴DOHC+モーター
最高出力        203ps/6400rpm         178ps/6000rpm
                                                                             (システム出力220PS)     
最大トルク      24.8kgm/4800rpm     22.5kgm/4200~4800rpm

車両重量          1540kg            1630kg
JC08モード燃費  11.4km/L          23.2km/L

車両価格帯     353~490万円(2WD)   410~543万円

今回の新型クラウンは発表当初、フロントマスクのデザインを巡って賛否が有ったものの、フタを開けてみれば市場の評判は上々のようで、「やり過ぎ」との声は少なかった模様。

巷の噂ではさらにターボ搭載モデルやG’sバージョンなどのホットモデルも用意されているようなので、今後もクラウンシリーズのバリエーション充実が注目されます。 

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 (Avanti Yasunori) 

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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