日産と三菱が共同開発する軽自動車の名前とカタチが判明

かねてから報じられていた通り、日産自動車と三菱自動車工業は、合弁企業NMKVによって軽自動車の開発をしていますが、その第一弾となるモデルの外観とネーミング、発売時期が公表されました。

日産は「DAYZ(デイズ)」、「DAYZ(デイズ) ハイウェイスター」というまったく新しい車名で、三菱は「eK(いい軽)」シリーズを踏襲、3代目「eKワゴン」、「eKカスタム」となり、2013年6月に発売する予定とアナウンスされています。

日産 DAYZ(デイズ)
日産 DAYZ(デイズ)ハイウェイスター

三菱 eKワゴン
三菱 eKカスタム

単なるOEMと異なり、開発段階から個性を明確にわけることを意識したということです。それぞれ標準モデルとカスタム系においてもフロントマスクだけでなく、アンテナ位置も異なるなどしっかり差別化されているようです。

日産と三菱の協業による軽自動車の企画は、これで終わりではありません。第二弾としてスーパーハイトワゴンタイプの新型軽自動車が開発中。そちらの発売は2014年初頭を目指しているということです。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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