前段、理想のドライブデート妄想を垂れ流させていただいたんですが、今回はその逆『マジで絶対イヤなドライブデート』を妄想します。
女性はドライブが好きです。
そして買い物も大好きです。
しかし両方好きならクルマで買い物に行けばいいんじゃない??というわけにはいきません。都市部に限ってですが。
休みにわざわざクルマに乗ったのに、混んでる町中に行って、信号につかまりまくったり、デパートの駐車場を待ったり。クルマ意味なし。ウィンドーショッピングもできないし。
それならば電車の方が嬉しいです。もしくは、クルマを出す手間や駐車料金を考えれば、タクシーだって贅沢過ぎではないかも。
第2位【雨の牧場見学ドライブ】
牧場デート、いいですよね。牛は思ったよりデカいし、ソフトクリームは美味しいし、馬にも乗れればバターも作れる。
しかし天候不順の時は、いさぎよく行き先を変更していただきたい!!
未舗装のステキな小径はグチョグチョです。牛や馬の○○が溶けて流れてくる危険性すらあります。
蒸れた動物の香り。しとどに濡れる木の柵。一晩かけて選んだデート服に容赦なく跳ねる泥。鈍色の空の下の牧場は、あまりにもリアル!!
やはりデート向きじゃなかった。なかったなあ。
いや、実体験というわけでは無い・・・という事にしておいて下さい。
第1位【サプライズ!! いきなりの○○ドライブ】
「今日はどこに行くの?」
「俺の地元!」
「わあ。〇〇クンの育った町が見られるの。嬉しいな。どんな町かな。〇〇クン、どんな子供だったんだろ」
ここまではいい。好きな男なら全然構わない。
「じゃあ、俺の部屋でアルバム見せてあげるよ! 母さんが沢山アルバム取ってあるからさ」
・・・・・・・・・。
「えっと〇〇クン、俺の部屋って?どういうことかな?」
「だーかーらー、地元帰るって言ってるじゃん。俺の実家!」
ジッカ?
私、今まで一度も君のご家族に会った事ないのに?
手土産すら持ってないのに??
スカルがまぶしいタンクトップにミニスカというアホ丸出しの服装なのに???
「お母さんは知ってるの? ていうか、ご両親ご在宅なの?」
「親には言ってないよー。 家には居るだろうから、サプライズ!! いつも夕飯多めに作ってるから大丈夫だよー」
大丈夫? 何が? 何一つ大丈夫なことなんてないわ!
いやあ、最低だった。まあ、全力で回避しましたけれども。そして別れましたけどもね。すみません。『妄想』は嘘です。本当にあった身の毛のよだつ話でした。
ああ、いっそあれは夢であったと思いたい。
男性の皆さん、プレゼント以外のサプライズは、百害あって一利無し!! 胸に刻み込んで、素敵なドライブデートをして下さいね。
(くぼきひろこ)