トヨタからiQベースの“eQ”が発表されるなど、ますます盛り上がってきたEV(電気自動車)。
ただ残念なことにこの“eQ”は各種自治体など特定の利用者にしか販売されません。
これは8月にリース販売が開始された“フィットEV”も同様。
そこで「一般の人」が購入できるEVのなかからオススメの車種をセレクトしました。
【1】COMS
この7月にトヨタ車体から発表された超小型EV“コムス”。
超コンパクトなサイズのクルマだけに、このクルマはひとり乗りですが近距離を走るコミューターと考えるととくに問題なし。
逆に車検・車庫証明・重量税・取得税は一切不要と普通車にはないメリットもあります。
【主要諸元】
全長2395mm×全幅1095mm×全高1500mm(P・COM)、ホイールベース1530mm。最高出力5kw。
【価格】66万8000円〜79万8000円
【2】ミニキャブMiEV
昨年12月に発表された三菱ミニキャブMiEV。
「でも商用車だから選択肢には入らない…」と思うなかれ。ベースは軽1BOXなのでスペースは十分、またコンパクトなサイズで使い勝手は抜群、しかも走りはかなりスポーティ(とくにシフトをBにすると凄い!)。
個人的にはかなりオススメしたいクルマです。
【主要諸元】
全長3395mm×全幅1475mm×全高1915mm(ハイルーフ)、ホイールベース2390mm。最高出力10.5kw/16.0kw。
【価格】240万円〜302万3500円
【3】リーフ
大人4人がちゃんと乗れることを求めると、現在セレクトはリーフ一択になります。
EVであるものの、あえてガソリン車と似せた走行フィールびしているため走った印象は初めてEVを運転しても違和感を感じることはないと思います。
【主要諸元】
全長4445mm×全幅1770mm×全高1545mm、ホイールベース2700mm。最高出力80kw。
【価格】376万4250円〜406万350円
【4】スマート フォーツー エレクトリックドライブ
スマートフォーツーにEV仕様“エレクトリックドライブ”が追加されました。
最初に紹介したCOMSほど小さくはないものの、コンパクトなサイズを持ちつつ2名乗れるのはシティコミューターとしては嬉しいところ。
面白いのがEVなのにこのクルマもアクセルはメルセデスベンツ譲りでそうとう重いとこ。
走行フィールは「しっかり感」というイメージです。
【主要諸元】
全長2740mm×全幅1560mm×全高1540mm、ホイールベース1865mm。最高出力55kw。
【価格】295万円
【5】iMiEV
EVのパイオニアとしていまだに存在感がある三菱“iMiEV”。
発表されたのは2006年ですが、昨年のマイナーチェンジで10.5kW仕様を追加したり100Wまでの家電製品に使用できる「ACパワーサプライEZ」を用意するなどまだまだ話題が尽きません。
しかも、リニア感がある走りは「未来」をEVならではのものです。
【主要諸元】
全長3395mm×全幅1475mm×全高1610mm、ホイールベース2550mm。最高出力47kw/30kw。
【価格】260万円〜380万円
【クリッカー編集部】