EVEX2012では、充電インフラや、EVに使われるバッテリーやモーターを初め、最新EVの実車展示もあり、電費性能トップのホンダ・フィットEVも展示されていました。
フィットEVは8月31日より自治体向けにリース販売が開始されたばかりです。。
スペック等は既にクリッカーで紹介されていますが、実車を目の前にしてみた所、EV専用デザインのグリル一体式フロントバンパーやホイールアーチガーニッシュ、サイドシルガーニッシュを採用しており、見た目からもオリジナルのフィットとの差別化がされています。
他にもEVに欠かせない給電口がフロントフェンダーの左右に付いています。
最初は給電スタンドの設置位置を気にせず充電できるようになっている為かと思われましたが、実は左側は急速充電用、右側は通常充電用と、用途に応じて給電口を使い分ける仕組みになっています。
リッドオープナーは電磁式の物が採用され、運転席右下に設けられたオープナースイッチは当然二つあり、左側のスイッチには急速の文字があり、右側のスイッチにはプラグのロゴマークが書いてあります。
リッド内は、夜間でもプラグの向き等を確認出来る様LED照明も設置されており、細かい配慮がなされています。
アルミホイールのデザインもEV専用の物となり、リフレクションブルーパールと呼ばれるボディカラーもEV専用色となります。
但しカラーに関しては、リフレクションブルーパールしか選択する事は出来ません。
リヤ周りでは、EV専用ガーニッシュの他、EV専用のテールゲートスポイラーはかなり大型の物が装備され、フィットRS系に装備されるものより大型の物が装着されていました。
形状はModuro製の物に酷似していますが細部を見ると違いがあり、完全にEV用の物であるようです。
アンダーフロアのフラット化やリヤバンパー形状の見直しと合わせ、かなり空力に力を入れていると感じました。
世界最高の電費性能を誇るには、空力性能の向上も欠かせない技術であると言えます。
企業、自治体向けリース車両として発売が開始されたフィットEVですが、細かい作りこみからも、十分一般ユーザーにも受け入れられる仕様であり、一般販売も十分可能であると感じ取れました。
(井元 貴幸)