VW up!がドイツでもっともエコなクルマに選ばれました、というニュースがありました。ドイツの自動車団体Verkehrsclub Deutschland (VCD)による2012-2013環境対応車ランキングについての話題ですが、はじめてトップに立ったという天然ガス自動車「VW エコアップ!」に続くのは、どのような顔ぶれなのでしょうか。
■VCD2011-2013環境車ランキング・トップ10 ※()内はポイント
1.VW エコアップ!(8.03)
2.レクサス CT200h(7.83)
3.トヨタ プリウス(7.53)
4.トヨタ iQ 1.0(7.43)
5.トヨタ プリウス+(7.38) ※日本名:プリウスアルファ
6.トヨタ オーリスハイブリッド(7.33)
7.トヨタ ヤリスハイブリッド(7.23)
8.日産 PIXO 1.0(7.03)
9.ホンダ インサイト(6.98)/ジャズハイブリッド(6.98)※日本名:フィットハイブリッド
ドイツでは、環境指向でディーゼルエンジンが主流といいますが、騒音や有害物質などを考慮すると、このようにガソリンエンジンのオンパレードとなってしまうようです。
ちなみに、8位にランキングされている日産PIXO(ピクソ)はスズキからOEM供給を受けているAセグメントのリッターカー。オーリスやヤリス(ヴィッツ)のハイブリッドは日本では販売されていませんが、基本的なハイブリッドシステムはプリウスやアクアと同じといえます。
なお、VCDによるこのランキングは、CO2排出量を60%、騒音を20%、NOxやパティキュレートの排出を15%、そして環境負荷を5%の割合で計算して算出されているということです。
(山本晋也)