【動画】ボルボの安全対策に抜かりなし!

ぶつからないクルマ作り(アクティブセーフティ)と同時に大切なのが、万一ぶつかってしまった時の安全性、いわゆるパッシブセーフティですが、スバルの「アイサイト」に代表されるように、最近はアクティブセーフティに注目が集まりがちのようです。

ボルボもアクティブセーフティとして「シティセーフティ」の全世界全車標準化を目指していますが、アメリカの道路安全保険協会(IIHS)の新しいオフセット前面衝突試験でボルボS60が最高評価を獲得したように、パッシブセーフティでも抜かりはありません。

道路安全保険協会の新しいテストは時速40マイル(時速約64キロ)でクルマのフロントコーナーが別の車両や木、ユーティリティポールなどと衝突させるというもので、正面衝突よりも高い安全性が求められるオフセット衝突であり、相手が木やポールというのは、日本だと電柱や標識という可能性がある事故対象物です。

誰しもが事故には遭いたくないものですが、こうしたテスト風景を見る度に、価格や広さなどだけではなく、「安全」も購入時の大切な条件に入れたいものですね。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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