D1選手の意地!? 小橋選手がトヨタ86で魅せた華麗なドリフト【全日本ラリー第5戦モントレーin渋川】

哀川翔選手率いるTEAM SHOWのスカラシップで全日本ラリーのイノベーションクラスに参戦した小橋選手。D1のTEAM ORANGEで華麗なドリフトをキメていた小橋選手ですが、免許を取ってまだ数ヶ月。

フロントウインドウには初心者マークが貼られています。免許を取得して1年未満はシリーズポイントのつかないイノベーションクラスでの出走となりますが、同じステージを同じルールで走ることには変わりありません。

初々しい感じの走りを期待してカメラを構えていると、小橋選手のラインが明らかに他の選手と違うことに気付きました。

あっ!やるぞ!

筆者はシャッターを切りながらもカメラの設定をD1用に切り替えます。と言ってもシャッタースピードを遅くしただけですけど。

やっぱりキターーーーーーッ!

解説席に新井敏弘さんがいるとはいえ、ここはお台場のD1特設会場ではありません。全日本ラリーのモントレーin渋川のギャラリーSSなんですよ。

ちなみにこの日、最終SS直前までJN-3クラスでトップタイムだったCUSCOのトヨタ86に乗る三好選手のラインはこんな感じ。

リアタイヤからケムリ出てるし!

これだけ派手なドリフトをキめたにも関わらず、トップの三好選手と2秒も離れていないSSタイムを出しているところは流石としか言いようがありません。ましてやデビュー戦ですよ。

この初心者マークらしからぬドリフトをギャラリーSSでキメた小橋選手、ドリフト歴はもう5年以上。すごい新人が現れましたね。

(北森涼介)

【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=185028

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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