かつて国内では不人気だった5ドアハッチバックの時代がやって来る!?

日本では5ドアハッチバック車は売れない、なんてことがよく言われますよね。ただ、ここで言う5ドアハッチバックというのは、ヴィッツやフィットのような2ボックススタイルの車両ではなく、3ボックススタイルの車をさすことがおおいですね。

現行車種のラインナップを見てもマツダ・アテンザスポーツや三菱・ギャランフォルティススポーツバックなど、非常にすくないですね。

 

ここで、過去に発売された車種をいくつかご紹介しましょう。

まずはトヨタ・スプリンターシエロ。こちらはE90系のスプリンターセダンがベースになっており、名機4A-Gを搭載したグレードも存在しました。国内では不人気でしたが、欧州ではカローラ5ドアとして好調なセールスを記録しています。

続いてはホンダ・コンチェルト。4ドアセダンもありましたが、5ドアセダンは当時技術提携をしていたオースチンローバーグループとの共同共同開発であり、欧州車のイメージを盛り込んだ意欲作で、ローバーで販売された200や400シリーズのベースともなりました。 

そして日産はヨーロッパで好調だった5ドア車を逆輸入する方策に出ました。それがプリメーラeGTで1991年から輸入されています。

プリメーラの5ドアはかなりスタイリッシュで日本でも受け入れられたのではないでしょうか。

最後はアンフィニ・MS-6。カペラの後継として登場したマツダ・クロノスをベースにした車両で、当初はV6エンジンのみのラインナップでしたが、デビュー翌年の1992年に4気筒モデルを追加。しかしその2年後には早々とカタログ落ちしてしまいました。

 

ちなみに上記に挙げたモデルを含め、5ドアハッチバック車は欧州では人気が高く上々の売れ行きだったようです。MS-6も国内で販売終了後も海外では1997年まで販売されていました。 

歴史的に見ても日本の5ドア車はあまり人気が出なかったのは事実。

しかしそんな中で販売好調な5ドア車がりますね。それは言うまでもなくプリウスです。

ハイブリッドというシステムに最初は目が行きがちですが、ユーティリティ性に優れた5ドアの一面も見逃せないポイントだと思います。

そして近年になってはアウディ・A5スポーツバックやBMW・5シリーズグランツーリスモなど、欧州では高級車にも5ドアハッチバックの流れが来ています。いよいよ日本国内でもブームが到来するかもしれませんね!

  

(小鮒 康一)


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