予選1回目終了。トヨタTS030ハイブリッドは暫定4,6番手【ル・マン24時間】

6月13日(水)、ル・マン24時間レースは公式練習に続き、予選1回目が行われました。トップはアウディR18 e-Tornクワトロ。トヨタ・レーシング2台のTS030ハイブリッドは、共に暫定トップ6のタイムをマークしました。

前日までル・マン周辺は不安定な天候が続いていたようですが、走行初日となった13日はほとんど雨は降らず、全セッションドライコンディションでの走行でした。

予選の前に、午後4時から4時間にわたるフリー走行が行われました。このセッション、7号車はトラブルフリーで、空力及びメカニカルセットアップの評価を行なったようです。しかし、8号車はセッション開始30分ほどを過ぎ、エンジントラブルが発生。5周のみで走行を終えました。8号車は予選に向けエンジンを交換し、予選1回目に出走を果たしています。

午後10時。まだ若干明るさの残るサルト・サーキットで、2時間にわたる予選1回目のスタートが切られます。徐々に闇に包まれるコースでのタイムアタック。予選1回目のセッションは午前0時まで続きました。

トヨタ・レーシングは、ブルツ/ラピエール/中嶋がドライブするTS030 ハイブリッド7号車が3分27秒191で暫定4番手、サラザン/デビッドソン/ブエミの8号車が3分28秒295で暫定6番手タイムをマークしました。 また6名のドライバーは、それぞれ決勝レース出場のために必要とされる夜間走行の規定周回数:5周を消化しています。

14日(木)は2回の予選セッション(予選2回目は午後7時~午後9時。予選3回目は午後10時~15日午前0時)が予定されています。そして、いよいよ80回目のル・マン24時間レースへ向けたスターティンググリッドが決定されます。

(川崎BASE)

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