トヨタTS030ハイブリッドいよいよ出陣!ル・マン24h本日予選開始!!【ル・マン24時間】

今年も夏至(6月21日)が近づいてきました。モータースポーツファン、特に耐久レース好きには絶対に外せないイベント=ル・マン24時間が今週末に開催されます。

車検恒例の一枚。トヨタは一番最後の登場でした。

そして、今年は久々に日本のメーカーのワークスチーム“トヨタ”の参戦もあり注目が集まっています。
6月10,11日に開催された公開車検はル・マン市のジャコバン広場…が今年は大規模工事中との事で、近くのリパブリック(共和国)広場で開催され、参加56台が車検を受けました。

公開車検の場ではドライバーともふれあえる様です。

そして、今日からレーススケジュールも本番に入ります。

<ル・マン24時間レース スケジュール>(カッコ内は日本時間)
13日(水)
16:00~20:00(23:00~14日03:00)公式練習
22:00~00:00(14日05:00~07:00)予選1回目

14日(木)
19:00~21:00(15日02:00~04:00)予選2回目
22:00~00:00(15日05:00~07:00)予選3回目

16日(土)
09:00~09:45 (16:00~16:45)ウォームアップ走行
15:00 ~     (22:00~)   24時間レース スタート

6月3日に開催されたテストデーの最速は王者アウディの新型、R18 e-Tornクワトロ。しかし、トヨタTS030ハイブリッドも予想以上の僅差で迫っており、ワンサイドゲームにはならない空気が漂っています。特にアウディ・トヨタ共にハイブリッドマシンでの参戦であり、ハイブリッド技術については市販車・レーシングカー共にトヨタに一日の長があるのは想像に難くないところです。問題は、TS030は実戦での実績を積んでいない所でしょうか。また、新型はクワトロ=AWDにこだわり、前輪をモーター駆動とした攻めたマシンを作りながらも、旧(=従来)型2台も参戦させる手堅いアウディ。

こちらは昨年のル・マンで優勝したR18ウルトラ

F1でのKERSの実績を踏まえ駆動を後輪に集中したトヨタ。

F1テクノロジーを余す所なく注ぎ込まれたTS030

哲学の違いが24時間耐久レースならではのドラマを生み出すかもしれません。

(川崎BASE)

<追記>

第一回予選結果はコチラ>>>https://clicccar.com/2012/06/14/165774

【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=165360