I LOVE CARS! GAZOO Racingのニュルチャレンジ、今年も活動中!

少し前になりますが、トヨタ自動車(株)(以下、トヨタ)が、GAZOOを通じた2012年度のクルマファンづくり活動計画を発表しました。その内容は、

「クルマ好き・クルマファンの拡大」を目指し、GAZOOを通じお客様の笑顔につながる「いいクルマづくり」や、メーカーの枠を超えた「クルマの楽しさづくり」の活動を進めます

…とのこと。

具体的な「いいクルマづくりの取り組み」としては、GAZOO Racingとしてニュルブルクリンク24時間耐久レースに挑戦、クルマの味づくりのための人材育成を推進するとともに“GRMN”や“G’s”といった走りの楽しさを味わえるモデルの商品化を進めます。

また、クルマの楽しさを伝えるべくサーキット走行の楽しさを初心者の方に気軽にそして、安全に体験出来るイベントを全国で展開します。今年はこれらのイベントを、より幅広いお客様に「クルマで走る楽しさを身近に体感できる」機会を広げて行くそうです。

VLN第2戦のLFA (GAZOO Racingサイトより)

さらに本年度は「86を用いたクルマファンづくり」活動が推進されます。
「いいクルマづくり」活動としては、5/17~20までニュルブルクリンク24時間耐久レースにLFAと2台の86で挑戦します。「クルマの楽しさづくり」の活動として、国内で参加型モータースポーツ振興に向け、スーパー耐久シリーズと全日本ラリー選手権へ、86で参戦するチームをスポンサードし、チームと共にモータースポーツの魅力を発信します。

全日本ラリーでの86(Rd.1ツールド・九州/ターマック仕様)

なお、2012年度のGAZOO活動のキャッチフレーズを「I Love Cars!」とし、各種イベントやモータースポーツにおいてクルマ好き同士をつなぐキーワードとして展開します。(「クルマの楽しさづくり」は別の機会に)

I Love Cars! 素敵なヒビキです。

第40回ニュルブルクリンク24時間耐久レースは2007年から6年目の参戦です。LFA、2台の86というハードだけでなく、トヨタの社員をドライバーとメカニックとして参加させ、いいクルマづくりに向けた人材育成を図るとの事です。チーム体制とドライバーは次の通りです。

■チーム名
GAZOO Racing
■参戦車両&ドライバー(*:トヨタ社員)
LFA :木下隆之、飯田章、脇阪寿一
86・1号車: 影山正彦、佐藤久実、勝又義信*
86・2号車 :石浦宏明、大嶋和也、井口卓人、高木実*
■メカニック
トヨタ社員メカニック

また、今年も「TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL」の開催や、「ニュルブルクリンク24時間レース」へのGAZOO Racingでの出展、そして6月29日(金)から7月1日(日)に開催されるモータースポーツの祭典「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード※」へのGAZOO Racingの出展が決定、今年のニュル24を走るGAZOO Racing LFAと86を出展するそうです。(※イギリス・ウェストサセックス州で毎年開催されるモータースポーツの祭典)

そしてGAZOO Racingは今年のニュル24時間レースの前哨戦、VLN(ニュルブルクリンク耐久シリーズ)第2,3戦に参戦しました。

第2戦(4/14,15)ではLF-A(木下・脇坂)がクラス優勝/総合22位、86(石浦・高木・井口)が総合クラス4位/109位、(勝又・影山・佐藤)がクラス8位/総合128位でした。
第3戦(4/28,29)ではLF-A(飯田・木下・脇坂)がクラス優勝/総合22位、86(石浦・高木・大島・井口)が総合クラス3位/総合86位、(勝又・影山・佐藤・井口)がクラス4位/総合96位と全車が完走、着実に実績を重ねて本番に挑みます。

VLN第2戦の86 (GAZOO Racingサイトより)

再来週はいよいよ24時間レース本番。「I Love Cars!」を合言葉に、今年もニュルルブルクリンク24時間に挑むGAZOO Racingと日本勢について紹介して行きます。

■GAZOOを通じたクルマファンづくり活動を発表(トヨタ・ニュース)
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/12/04/nt12_0404.html

■GAZOO Racingのサイト
http://gazoo.com/racing/Top/Top.aspx

(川崎BASE)