「なんか変な928…」ポルシェミュージアムで見た“レアぽるしぇ”(2)

パート1からの続きです。

さきほどは、レアとはいえ「このクルマなら知ってる!」という人 も多かったはず。
今回は、ラグジュアリーGTとしていまでも人気が高いポルシェ928にまつわる珍車です。

ちなみに928といえばこんな感じです。

 

●928ロングホイール仕様
フェリー・ポルシェ75歳を記念し作られたスペシャルエディション。
一見、普通の928となんらかわらないように見えますが…、

 

ボディサイドに回るとなにやら違和感が。

 

ノーマル仕様とくらべ、ドアとリアホイールの間がかなりストレッチされています。
説明書きを見ると25cmもストレッチされていてフル4シーターとなっています。

 

前に回ると、こちらもノーマル仕様とは大きく違っていました。
特徴的なリトラクタブルライトがプロジェクターランプとなっています。

 

この仕様は市販も考え製作されたようですが、結局は販売されることなくワンオフモデルとなってしまいました。

 

●928スタディH50
こちらは世にも珍しい928の4ドア仕様。
とはいえ、前から見ただけではノーマル928と変わりません。
正直言うと、スルーしてしまったほどです。

 

が、リアはこんな感じ。テールランプは変わらないようですが、グラスエリアは大きく違っていて、これはこれでかなりかっこいいような。

 

けっきょくこの仕様も市販されることはなかったようですが、パナメーラの元となったクルマと考えていいようです。

【クリッカー編集部】