BRZ、低重心のためのエンジンに意外な工夫【スバルBRZ初試乗】

今回のBRZ試乗会は意外と待ち時間があったりするので、試乗以外にも色々なチェックが出来る時間がありました。

というわけでエンジンルームをチェック。

ボンネットが以上に軽くてビックリしました。これ結構しなるけどボンネットピンいるんじゃない?ってくらい軽い。少なくともサードパーティーが売っているFRP製のFC3S RX-7のボンネットより軽かった。

その他「タワーバーが最初から付いている」とか、「前方吸気だよこれ」とかは後述するとして、もっと変わった部分を見つけました。

オイルエレメントが上にある!

下にあるのはウォーターポンプとエキマニ、オイルパンくらい。

たしかにインプレッサなどのEJエンジンもエアコンコンプレッサーとオルタネーターは上にありましたが、オイルエレメントは下でしたよ。エンジンをギリギリまで低く搭載するために余計な出っ張りは極力作らなかった、そういうことですね。もちろん、メンテナンスも楽になります。

東京モーターショーで気づけよ、という突っ込みは無しの方向でお願いします。

つづく

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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