7色のボディカラーを持つ新型インプレッサは、広くて上質なミドルクラスに仕上がりました!【新型スバルインプレッサのすべて/使い勝手編】


新型インプレッサには、7色のボディカラーが設定されています。そのボディカラーが織り込まれた(様な)ニットの上着が、アシスタントの沢口けいこちゃんにとても似合っています。
つぶらな瞳のけいこちゃんのためなら、4代目インプレッサはどこまでも走り続けますぜ~!
(^_^)/□☆□なんのこっちゃい~


さて4代目のインプレッサの運転席に乗り込むと、内装の品質が大幅に向上していることがわかります。特にインパネは、ソフトタイプを採用して高級感をアピール!またフロントガラスが200mmも前方に出たため、解放感のある広々とした室内に変貌しました。
また廉価版を除いて、上品なデザインの自発光メーターが装備され、インパネ中央上部には大型カラーモニターがアイドリングストップや燃費状態を的確に示してくれます。エアコン切れや走りの邪魔にならないように、アイドリングのOFFスイッチがあるのもスバルらしいと感じます。
またレガシィで話題のアイサイトが、インプレッサの上位グレードで選べる様になったのもニュースですね。

操作系ではCVTシフトゲートが、ジグザグではなくシンプルな直線型になりました。2000cc仕様では、Dレンジで右へ倒すと6速マニュアルモードに早代わり!ただシフトレバーでの変速は廃止になり、パドルシフトのみでの操作になりました。左手を使ったシフト操作が好きな自分としては、ちょっと残念。また排気量が少ない1600ccのCVTにこそ、自由度の高いマニュアルモードを設定してほしいと思います。
リアシートは、先代のレガシィB4並みかしら?広すぎず狭すぎず、家族で使うには必要十分な快適空間だと思います。


新型インプレッサのボディタイプは、セダン「G4」と5ドアハッチバック「SPORT」の2タイプがあります。
先代はハッチバック優先設計でしたが、新型はセダン優先設計にかわり、トランク容量もしっかり拡大しました。またハッチバックの荷室を見ると、リアサスの張り出しが少ないのがよくわかります。さすがは、昔からワゴン造りに定評のあるスバルだと思います。

東京モーターショーでは、派手なFRスポーツのBRZに話題をさらわれてしまい、ターボモデルを持たない新型インプレッサは地味な印象でした。でも新世代の水平対抗エンジンや4WDの性能、塊感のあるデザインと室内の上質感には、群を抜いた商品力があると思います。ターボモデルなどがない分、市場に浸透するには少し時間を要するかもしれませんが、きっと目の肥えたユーザーに選ばれていくと感じた次第です。

(拓波幸としひろ)