米大統領のリムジンが民衆の前で大変なトラブルに!

今週の月曜日、アイルランドを訪問中のオバマ大統領夫妻の乗っていた専用リムジンが、大使館のゲートで立ち往生を起こすというハプニングがあったそうです。

その場所とはアイルランドのダブリンにある米国大使館の出口。

オバマ大統領とミシェル夫人を乗せた専用リムジン「ビースト」が大勢の見物人が見守る中、シークレット・サービスに囲まれて大使館のゲートを出ようとしたところ、金属のぶつかる大きな音が響いた直後に突然動けなくなってしまったようです。

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実はこのリムジン、ホイールベースが非常に長い為、ゲートを出ようとした際に車両の床下部分が道の傾斜に引っかかってしまった模様。

事前の道路状況把握が不足していたようで、厳重な防弾処理により車体重量がヘビー級の大統領専用リムジンだけに簡単にはこの状態から抜け出せなかったと言います。

シークレット・サービスの機転でリムジンの前へ大型車を停車して見物人の視界を遮り、周囲から飛んでくる「歓声とヤジから」大統領をガード。

車体の長さは以前から懸案となっているようで、「考慮はしていたものの僅かな計算ミスで今回のようなトラブルの原因となってしまった」との発表を出したそうな。

その後オバマ大統領とミシェル夫人は予備の車に乗り換えて大使館の別のゲートから「脱出」したそうです。  

そんな今回の一部始終の様子を収めた動画が存在。

う~む,計算していた割には結構な衝撃で引っ掛かってますね。(笑) 

確かにこれは手痛いアクシデントと言えるかもしれません。

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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