熱いぞ!小さなモータスポーツ「電動RCカー90分耐久レース」

オリジナルのカラーリングも粋なマシンが多い!

40代半ばのおっさん達がコゾーだった頃、ラジコ…RCブームがありました。その頃私がお世話になったのはタミヤの電動RCカーでした。そのタミヤのチャレンジカップがイエローサブマリン美女木店 STUDIUM1で開催されるとの事で、昔のコゾーは興味津々。覗いてきました。

この日はタミヤ製1/10電動RCカーによって耐久、Mチャレ、タミチャレ、F104GPの4カテゴリーが競われました。(Mチャレ、タミチャレ、F104GPはシャシーの種類です。)ごく数種類しかモーターやバッテリーがなかった昔と違って、車検は予選決勝毎に行われます。スタート前には、車重とバッテリーの電圧。バッテリーは既定の電圧を超えていると、若干アクセルを煽り(=モーターをまわし)消費して頂き、電圧を下げる…ルールには厳格です。

デジタルチェッカーでの計測ですから、車検は厳格で公平です。

耐久は1回、その他のスプリントクラスは2回の予選の結果、上位から順番に決勝の組み分けが行われます。つまり、予選落ちは無く、皆が決勝を走ります。

この日最初の決勝は90分間の耐久レース。大まかにバッテリー交換無制限のクラスと、本数制限有のクラスに分かれます。ドライバーに時間制限はありませんが、バッテリー交換の際は必ず交代です。ドライバーは1チーム2~3名。レンタル車両でのエントリーも可能な敷居の低さも魅力です。

バッテリーコネクタを抜いた状態で4輪を接地させスタートを待ちます。合図でコネクタをつなぎ、コースに飛び出します。序盤から各車1周14秒台前半で周回、慣れない人は最初目で追えない程速いです。バッテリー交換制限のあるクラスは4本迄。1本で22分以上の走行がノルマですが、全開走行をすると勿論そんなにもちません。そこで、直線ではアクセルを(ちょっとだけ)緩めたり、実車さながら様々な工夫をしているようです。走行用の充電バッテリーは一定の使用量を超えると急激に消耗(電圧低下)します。いきなり3~5秒近くラップライムが落ちる為、交換のタイミングは重要です。

チーム新橋、バッテリー交換の様子。ボディー外さないんですねぇ。

レースは序盤、昨年のシリーズチャンピオン、「レッドブルレーシング」のランボルギーニーガヤルドが逃げ、初&スポット参戦「チーム新橋」のカローラAXIOが追う展開…GT300みたいですね。ピットインの際、バッテリー交換に手間取ったレッドブルが徐々に遅れ始め、チーム新橋がじわじわ逃げていきます。

イエローサブマリン美女木店 90分耐久レース
ここはタイヤ(ゴム)の焼ける香りがします。コゾーの頃やっていた時よりはコストは掛りそうですが、かなり面白そうです。サスペンションや足回り、タイヤのセッティングなど、実車同様の楽しみ方ができる小さなモータースポーツです。90分耐久はチーム新橋が逃げ切りに成功。レッドブルレーシングは準優勝でした。

イエローサブマリン美女木店では耐久選手権を始め、タミヤグランプリの全国大会への挑戦権を掛けた、タミヤチャレンジカップ他のレースを開催しています。次回の開催は8月28日との事。

詳細な開催要項はこちら http://www.yellowsubmarine.co.jp/toda/race/H23_8%20tamiya_entry.pdf

ホビーベース イエローサブマリン ハイパーホビー戸田美女木店 http://www.yellowsubmarine.co.jp/toda/top.htm

(川崎BASE)