抜群の取り回しの良さを誇るトヨタ・パッソが、一部改良で「スマートアシストⅢ」を全車標準化

■新ボディカラーの「ターコイズブルーマイカメタリック」を設定

ダイハツ・ブーンのOEM版であるトヨタ・パッソが、2021年4月1日に一部改良を受けました。パッソは、スタンダード(エントリーグレード)系の「X」と上質な「MODA」系を設定し、前者はスクエアなヘッドライト、後者は愛らしい丸目ヘッドライトを備えています。

トヨタ パッソ
「ターコイズブルーマイカメタリック」をまとう「X“L package”(2WD)」

今回の一部改良では、「X」にも先進安全装備の「スマートアシストⅢ」とコンライトが用意され、全車標準装備化されています。また、スタンダード系で上級パッケージの「X“L package”」にLEDヘッドランプを標準装備。

快適装備の充実化も図られています。エントリーグレードの「X」のリヤドアとバックドアに、UVカット機能付プライバシーガラスが採用され、日焼けを防ぎ、夏でも快適な車内空間を保ちやすくなっています。ほかにも、「X“L package”」に、シルバー+ピアノブラック調加飾が施されたオーディオクラスターとサイドレジスターリングが設定され、より洗練されたインテリアになっています。

トヨタ パッソ
「X“L package”(2WD)」のインパネ。内装色はグレージュ

また、ボディカラー展開も一部見直されていて、「ターコイズブルーマイカメタリック」が新たに設定されています。これにより、モノトーンが9色、ツートーンが4色の計13色が用意されています。

価格帯は、126万5000円~190万3000円。全長3680×全幅1665×全高1525mm(MODA系)というコンパクトサイズと、4.6mという最小回転半径により、高い小回り性能を実現するトヨタ・パッソは、ビギナーにも優しい取り回しのしやすさなどが美点です。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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