ダイハツ・ブーンが一部改良でグレード展開を見直し、装備の強化とボディカラーを一部変更

■安全装備を強化しながら装備見直しにより、価格を据え置き

2021年4月1日、コンパクトカーのダイハツ・ブーンが一部改良を受けました。全長3650×全幅1665×全高1525mmというスリーサイズは、登録車の中でも小さいクラスになり、スモールカーと表現できるサイズ。

今回の一部改良では、グレード展開が見直され、全車に「スマートアシスト」とオートライトが標準装備され、14インチフルホイールキャップのデザインが変更されています。

ダイハツ・ブーン
ブーンの「STYLE”SAⅢ” 」フロントビュー

また、「ブーン X“LパッケージSAⅢ”」にLEDヘッドランプが標準装備されるなど、安全性を向上。ボディカラーも一部変更され、新たに「ターコイズブルーマイカメタリック」が加わっています。

タイプ別では、スタンダードタイプの「ブーン」が「X“SAⅢ”」と「X“LパッケージSAⅢ”」にグレードが集約されました。

ダイハツ ブーン
ブーン「CILQ”GパッケージSAⅢ” 」のリヤビュー

装備では、「X“SAⅢ”」にリヤスモークドガラスとシルバードアアウターハンドルを標準装備。「X“LパッケージSAⅢ”に、LEDヘッドランプとシルバードアアウターハンドルが標準装備されています。ほかにも、リヤシートが一体可倒シート化され、クォーターガーニッシュの黒材着化も図られています。

ダイハツ ブーン
ブーン「STYLE”SAⅢ” 」のインパネ

上級タイプの「ブーン スタイル」では、「“ホワイトリミテッドSAⅢ”」と「“ブラックリミテッドSAⅢ”」にメッキドアアウターハンドルが標準装備されています。「“SAⅢ”」にメーカーオプションされている14インチアルミホイールのセンターキャップを黒塗装化。

また、ボディカラーに「ブリリアントカッパークリスタルマイカメタリック」が設定されています。「ブラックリミテッド」に、「ターコイズブルーマイカメタリック×ブラックマイカメタリック」「ブリリアントカッパークリスタルマイカメタリック×ブラックマイカメタリック」が用意されています。

ダイハツ ブーン
ブーン「X”LパッケージSAⅢ”」の前後シート

最上級タイプの「ブーン シルク」は、「“GパッケージSAⅢ”」にメーカーオプションの15インチアルミホイールの意匠が変更され、14インチ、および15インチアルミホイールのセンターキャップが黒塗装化されています。また、ボディカラーに「ジューシーピンクメタリック」「ジューシーピンクメタリック×ホワイト」「ターコイズブルーマイカメタリック×ブラックマイカメタリック」が設定されています。

一部改良を受けたダイハツ・ブーンの価格帯は、126万5000円〜192万6100円です。

塚田 勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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