スバル「レヴォーグ」の次期型開発車両を初めてカメラがとらえました。
キャッチしたプロトタイプは、現行モデルをベースにしている、かなりいびつな初期テストミュールです。フロントバンパーのエアインテークは埋められ、ヘッドライトはゆがみ、リアクォーター・ウィンドウやテールライト、テールゲートはずれています。
この開発車両からボディは拡大されると予想されます。次期型エクステリアのベースとなるのは、2018年3月のジュネーブモーターショーで初公開された「ヴィジヴ・ツアラーコンセント」です。
スバルの方向性を見せた「近未来ツアラー」として注目を集めましたが、この鋭いヘッドライトにグラマラスなボデイシルエットが、「レヴォーグ」次期型にも採用される可能性が高いようです。
プラットフォームは「インプレッサ」にも採用されている「SGP」(スバル・グローバル・プラットフォーム)です。。現行レヴォーグは全長4690mm、全幅1780mm、全高1490mm、ホイールベース2650mmですが、次期型では全長4730mm、全幅1800mm、全高1480mm、ホイールベース2700mm程度が予想されます。
スバルは2016年に発表した中期計画で、新開発ダウンサイジングターボを2019年に投入することを発表しており、この「レヴォーグ」次期型に初めて設定される見込みです。現行モデルに搭載されている、水平対向4気筒2リットル直噴ターボエンジンに代わり、次期型では水平対向4気筒1.8リットルのダウンサイジング直噴ターボエンジンがラインアップされます。
最高出力は現行モデルと同レベルが予想されますが、「SGP」プラットフォームによりハンドリング・パフォーマンスなど大幅な向上がなされそうです。またハイテク装備では、次世代「アイサイト」高精度GPSの搭載も期待できるでしょう。
ワールドプレミアは2019年の東京モーターショーに期待がかかります。
(APOLLO)