スバル360も絶好調! アメリカの広大さを感じたグレートレース8日目【Great Raceコドラなつきのフランケンマス〜スーセントマリー】

スバル360も元気! グレートレース8日目にしてルールもやっと完全に把握し、落ち着いて1日楽しむことができた。この日からは、今までのとうもろこし畑、森の緑の景色から変わった。大きな湖にお家の雰囲気も変わり、木々も寒い地域で見られるような針葉樹系に変わった。同じ国の中で時間が変わることも私にとっては貴重な体験だったが、1日走るだけで気温も見える景色も大きく変わるアメリカの広大さを感じた8日目だ。

走っている間は、排気ガスのにおいが車内に入ってくるため、完全に窓を閉め切ることができず、特に午後からは寒さが最も苦手な私にとっては冷えとの戦い。ステアリングを握る国沢さんとせめて風の量をコントロールしようと、2人で風の通る場所に車内のものを詰めたりして寒さをしのいだ。昨日までは暑いか、快適温度だったのに、、。

この日は湖を渡る橋の渋滞が原因で、競技が途中で終わった。あとはゴールにたどり着くだけ、と少し気を抜くことができたが、そこまでの道のりは長く最後まで寒さとの戦いだった。

そして、当日はちょうどカナダの独立記念日と重なっていて、花火がホテルの近くで見ることができるらしい。という事で、誘ってもらったがさすがにぐったりでホテルから聞こえる音だけ聞き、昨日のACEのステッカーを今朝もらえたことを思い出しながら、最終日の明日に備えてぐっすり寝ることにした。

(文:小島なつき/写真:上野訓宏)