ベンチャーの「FOMM(First One Mile Mobilty)」社が大同工業、日本特殊陶業とのコラボで東南アジア向けの小型EVを共同開発、来年秋の量産開始を目指しています。
モータリゼーションが進む新興国に安価で高性能な近距離交通機関を供給するのが狙いで、今年3月に開催された「バンコク国際モーターショー14」にコンセプトカー「FOMMコンセプトOne」を出品。
同車を開発したのはトヨタ車体で超小型モビリティ「コムス(COMS)」の開発を手掛けた経験を持つ鶴巻日出夫氏。
その後EVベンチャーのSIM-DRIVEで超小型EVの東南アジア展開に向けた現地調査を経て2013年2月に独立、現在のFOMM社を設立。
FOMMは自社で生産や販売を手掛けず、開発した技術を現地企業にライセンス供給してロイヤルティー収入を得る経営スタイルをとっています。