550馬力、283km/hのポルシェ・カイエン ターボSは2013年2月ドイツ発売

ポルシェのSUV「カイエン」シリーズの新しいトップモデルとなるカイエン ターボSの本国発売時期と価格が発表されました。

その最高出力は550馬力(405kW)とカイエン ターボに対して50馬力アップ。最大トルクも750N.mとカイエン ターボから50N.mも増えているといいます。もちろん、パフォーマンスもアップ、0-100km/h加速は4.5秒(カイエン ターボ比でマイナス0.2秒)、最高速は283km/h(同 プラス5km/h)となっています。

それでいて、欧州モードでの燃費性能は11.5L/100km(約8.7km/L)とカイエン ターボと同等の環境性能を有しているとのこと。

スポーツクロノパッケージが標準装備になるというターボS、 外観ではインレットやドアミラー、ヘッドライトハウジングといった黒い部分がハイグロスブラックとすることで標準のターボと差別化。また、ホイールサイズは21インチが標準装備というのも、ポルシェSUVのトップモデルらしいところ。

ロール角を最適化するポルシェ・ダイナミック・シャシー・コントロール (PDCC)やトラクションとハンドリングを向上させるポルシェ・トルク・ベクタリング・プラス (PTV Plus)といった電子制御も備えることでポルシェらしいパフォーマンスを実現しているといいます。

 

ブラック/カレラレッドの2トーンインテリアはターボS専用、レザーとのコンビネーションに配慮したカーボンインテリアパッケージも用意されているということです。

 

ドイツ本国での発売時期は2013年2月、価格は税込151,702ユーロ(約1532万円)と発表されています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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