カローラ・ルミオンがマイナーチェンジで全車VSCを標準装備

 「ガツンとルミオン」というキャッチコピーで2007年にデビューしたカローラ・ルミオンが、2013年1月にマイナーチェンジ。エンジンやミッションの改善による燃費性能の向上、VSC標準化など安全装置の充実といった改良を受けています。

 まず燃費性能については、1.5L車で17.8km/L、1.8L車(FWD)で15.8km/L、1.8L車(4WD)で14.6km/Lを実現(いずれもJC08モード)。初期型では1.8L車で15.4km/L(10・15モード)だったことからすると、大幅な進化を遂げているのがわかります。

安全性能では、横滑りを防ぎ車両安定性を確保するVSC(ビークル・スタビリティ・コントロール)と、滑りやすい路面でのタイヤ空転を防ぐTRC(トラクション・コントロール)を全車に標準装備しています。

そのほか、室内灯をつけたまま駐車したとき、20分後に自動で消灯してバッテリーあがりを抑制する「ランプオートカットシステム」を採用しています。

メーカー希望小売価格は、1.5L車が175万円~183万円、1.8L車が202万円~235万9000円。さらに、ブラックのインテリアとエアロパーツ、スマートエントリー&スタートシステムを採用した特別仕様車 1.8S“On B Limited”/ 1.5G”On B Limited”は204万円~234万9000円となっています。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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