新しいBMW 1シリーズのMパフォーマンス「M135i」が登場

BMWのニュー1シリーズに3ドアボディが追加されましたが、同時に新しいMパフォーマンス「M135i」も登場しています。

1シリーズのトップレンジとして用意されたM135i、そのパワートレインは3リッター直列6気筒ターボエンジン(最高出力:235 kW/320馬力、最大トルク450N.m)で、6速マニュアルトランスミッションもしくは8速オートマチックトランスミッションと組み合わされます。もちろんMパフォーマンスの名前にふさわしいサスペンションやブレーキシステムと空力パーツを備えているということです。

スタンダードのBMW車と、ハイパフォーマンスなMモデルとの中間に位置するという「Mパフォーマンス」。0 – 100 km/h加速は5.1秒(ATは4.9秒)、最高速は250km/h(リミッター作動)。そして燃費は8.0リッター (ATは7.5リッター)/100 km、二酸化炭素排出量は188g (ATは175 g) / kmということです。

先代の1シリーズではクーペモデルに「Mクーペ」が設定されたものの、日本への正規導入は見送られました。今度こそ期待したいものです。

■主要諸元
全長:4340mm
全幅:1765mm
全高:1411mm
ホイールベース:2690mm
車体重量:1425kg(AT 1440kg)
エンジン:直列6気筒ツインスクロールターボN55型
ボア×ストローク:89.6×84.0mm
最高出力:235kW/5800rpm
最大トルク:450N.m/1300-4500rpm
タイヤサイズ:前 225/40R18 88Y/後 245/35R18 88Y
ホイールサイズ:前 7.5J-18/後 8J-18

 FRらしいテールスライドも楽しめるイメージムービーも公開されています。

■The new BMW M135i
http://www.m-power.com/_open/b/varlink1.jsp?id=2802

 (山本晋也)

【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=151685

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる