NSXにはやっぱり赤が似合う!?【北京モーターショー2012】

北京モーターショーのACURAブースには、デトロイトモーターショーで華々しくワールドプレミアを飾ったACURA NSX コンセプトが公開されました。

デトロイトショー、東京のホンダ本社に続き中国でのお披露目ですが、今回はボディカラーが鮮やかな赤に変わり、市販車のイメージがぐっと湧きます。

公開されているモデルはボディカラーを除けば、リヤに装着されているSH-AWDエンブレムの位置が若干変わった程度。

パワートレイン等もデトロイトショーで公表された物と同一のV6 +ハイブリッドシステムにSH-AWDの組み合わせも変わらず。

3年以内に市販化を目指している次期型NSXですが、初代NSXが発表された1989年には、NSXを初め多くの名車が誕生していました。

R32 GT-R、Z32フェアレディZ、SW20 MR2、初代セルシオ、ランドクルーザー80、N130系ハイラックスサーフ、H100系ハイエース、初代ロードスター、R129メルセデスSL、ポルシェ964、など等国内外問わず、89年と言うのはクルマにとっての当たり年だったのかもしれません。

特に日本はバブル真っ只中だったこともあり、国産車のコストのかけ方は尋常でなかった時代でした。
新型NSXの登場にあやかって、自動車業界もまた、華やかなクルマ達を沢山登場させてほしいものです。

(井元貴幸)