サンデードライバーでもわかる「覆面パトカー」の見分け方

日常からクルマを運転、高速道路を走行している方ならオービスや覆面パトカーの見分け方はご存じでしょう。

ですが、それこそお盆と正月にしか運転しないという方、簡単な覆面パトカーの見分け方があることをご存じですか?

慣れていても速度オーバーは危険ですから遠慮して欲しいものですが、慣れていないのに速度オーバーなんて言語道断。そんな方は捕まった方がよい! という声も聞こえてきそうですが、注意できるならそれにこしたことはありません。

そこで本当に簡単な見分け方を紹介しましょう。

1 セダンに気をつける。

覆面パトカーは何故かほとんどセダンです。トヨタ・クラウンとか日産スカイライン、日産ティアナなどなど。一部RX-7や輸入車などもありますが、大半は4ドア・セダンです。

といいますか、少なくともミニバンの覆面パトカーは見たことがありませんので、撮影に成功した場合、クリッカー編集部までご連絡下さい。

2 必ずその地域のナンバー。

セダンなんて少ないと言ってもたくさん走っている。そうですね。ですが警察にもテリトリーがあるため、例えば長野県ですと長野エリアのナンバー以外は取り締まりをしていません。新潟県で品川ナンバーのクルマに取り締まられることはないわけです(交通違反以外はその定かではありません)。これでほとんどが絞られたと言って良いでしょう。

3 何人乗りか注意!

取り締まりを1人でやることはまずないと思います。ですので、上記を満たし、前席に2人乗っている場合は要注意。加えて「どうも頭が大きい?」なんて場合も危険です。交通機動隊の方はヘルメットをかぶっていることが多く、「なんかあのクルマの人、頭でかいなぁ」、なんて思ったら、速度を落としましょう。

4 周りの流れに気を配る。

それほど渋滞していないのに、周囲の流れがゆっくりな場合、その先にオービスがあるか覆面パトカーがいるのかのどちらかです。覆面パトカーは走行車線を法定速度で流していて、無謀運転のクルマを見つけると追いかけます。ですので気がついている方は、自分が捕まらないように走っているわけです。

そんな中「ラッキー、空いている!」なんて走りをすると、飛んで火に入る、になってしまいます。

5 煽られたら車線を変えましょう。

もし後ろから煽られた場合は車線を変えて後ろのクルマに譲りましょう。話に聞いたことしかないのですが、警察もノルマがあるため、あとちょっとで速度違反で取り締まれる場合、煽って速度を出させることが有るというのです。後ろが煽ってきたから速度を上げたのに、それで捕まったら泣くに泣けません。ですので、後ろから速いクルマが来たら、どんどん道を譲りましょう。

サンデードライバー向け、と言いながら、ちょっと項目が多すぎるような気もしますが、結局は周囲を確認しながら運転することがベストと言うわけです。

久しぶりに運転すると自分の運転に手一杯になって、周囲の流れを無視してしまいがちですが、周りを見て廻りに合わせて運転すれば、事故も取り締まりの可能性も下げられます。

安全運転で、楽しいドライブを!

(佐藤みきお)