道の駅名で知る、その土地の歴史。

道の駅「北川はゆま」のモニュメント
道の駅「北川はゆま」のモニュメント

キャンピングカーを自宅兼オフィス(というとカッコイイですが…)として生活しながら年間約8ヶ月くらい放浪しているわたし。

本日訪れた道の駅は、「北川はゆま」(宮崎県)。
「はゆま」って方言なんだろうか? どんな意味があるんだろうかと店員さんに聞いてみました。
すると、「早馬(はやうま)」が訛った言葉なんだと教えてくれました。
何でも昔々この辺りに、荷物を運搬する馬の駅舎があったそうなのです。それがなんと、およそ1300年も前の飛鳥時代!

もともと、駅とは早馬のことを指し、それが「早馬を用意するところ」=「早馬の中継地」=「駅」、と言うようになったそうです。
馬=現代の車や電車みたいなもの。なるほど、だから「駅」の部首は「馬へん」なんですね!

古代、交通機関と言えば舟でした。
それから日本初の? 交通制度が設けられたのが、この「駅制度」。
さすがは日本神話発祥の地、宮崎県。勉強になりました。

(松本しう周己)

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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