よりワイルドなスバルXVコンセプト、その中身はやっぱ新型インプレッサ?【上海モーターショ-2011】

Subaru XV Concept

Subaru Impreza (US)

スバルからはxvコンセプトが発表されましたが、やはり中味は新型インプレッサのようですね。ボディに着目するとキャビンやヒップポイントを高くし、前方に進めているようです。サイドウィンドウを比較すると、そのピーク(いちばん高いところ)が前進しているのがわかります。ボンネットが高くなってもスポーティな印象を保つための手法かもしれません。

また、Aピラーはさらに寝かされていますが、面白いのはフロントウィンドウのラウンド度合いが少なくなっているように見える点です。左右は少しラウンドしているのですが、中央部がフラットに近い形になっているように見えます。バンパーコーナーは鋭角になってきているクルマが多いですが、ウィンドウにもこの考え方があてはまるのかもしれません。

室内は現行型に比べてかっちりとした上質なつくりになっていますが、特徴はセンタークラスター。センターコンソールからセンタークラスター、そしてインパネ先端までを情報ステーションとしてイメージしたもののようです。しかし市販のインプレッサではセンタークラスターの上端には、エアコンの吹出口が設置されるのかもしれません。情報の表示部としては、光の反射のある日中はちょっと難しい部分かもしれませんね。

(MATSUNAGA, Hironobu)