【週刊クルマのミライ】MAZDA3 開発主査の肉声で開発秘話が聞けるイベントが参加者募集中

■聞きどころ満載のサステイナブルZoom-Zoomフォーラム2019

マツダから新しいクルマ「MAZDA3」が発売されました。

従来はアクセラと呼んでいたCセグメントのモデルが、グローバル共通の名前に一新されたわけですが、新しくなったのは車名だけではありません。クルマ作りの根幹といえる領域においても新しい考え方である「スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー」が採用されています。

さらにパワートレインでは、この秋にもまったく新しい燃焼方式であるSPCCI(火花点火制御圧縮着火)を搭載した「SKYACTIV-X」エンジンを載せたグレードが登場する予定となっています。各社のラインナップを見てもクルマの基本ともいえるCセグメントにおいて、マツダが次世代への回答として生み出したのが新生MAZDA3というわけです。その中身を少しでも理解したいという気持ちになるファンも多いはずです。

そんなMAZDA3の開発秘話を、それも開発主査である別府耕太さんから直接うかがえるという貴重なイベントが予定されています。それが2019年6月22日と23日の土曜・日曜日に、マツダR&Dセンター横浜(神奈川県横浜市)で開催される「サステイナブルZoom-Zoomフォーラム2019 in横浜」です。

別府耕太さんとチーフデザイナーの土田康剛さんのお二人によるトークショーのほか、マツダのスペシャリストによる講演も多数用意されています。

チーフデザイナーの土田康剛さんは「魂動デザインの深化とMAZDA3デザイン」、シニアイノベーションフェローの人見光夫さんによる「環境に対する内燃機関の役割~SKYACTIV-Xと内燃機関の将来展望~」(6月23日は執行役員の中井英二さんが講演します)、商品本部本部長の猿渡健一郎さんは「マツダが考える人間中心の開発哲学とは」といったテーマの講演が予定されています。

マツダの未来が気になるファンにとって聞き逃せない、見逃せないイベントといえるのではないでしょうか。

さらに体験型のプログラムも次のような魅力的なメニューが多数用意されています。

【体験プログラム】
クレイモデラーによるMAZDA3クレイモデル造形の実演&お客さま体験
スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー体験試乗会(事前申し込み要)
先進ライトALH(アダプティブ・LED・ヘッドライト)(事前申し込み要)
CG(コンピューター・グラフィック)体験(事前申し込み要)
他、MAZDA3を含むマツダ車の試乗会など

【お子さま向けプログラム】
車型ロボットのプログラム学習(事前申し込み要)
他、歴代マツダ車の缶バッジ製作、ぬりえ、ペーパークラフトな

最新のMAZDA3の話を聞き、試乗することで新世代マツダの実力を肌で感じることができることでしょう。すべての講演を聞こうと思うと長丁場になりますが、昼食時間帯には軽食の販売も予定されているので一日中、Z00m-Zoomの世界に浸ることが期待できます。

なお、参加費は無料ですが、事前申し込みが必要です。

(山本晋也)

【関連リンク】

参加申し込みページ
URL: https://www.mazda.jp/zoomzoomforum2019/
募集期間:2019年5月31日 正午~2019年6月20日 正午

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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