2005年(平成17年)は様々なボディタイプの主力モデルが登場しました。コンパクトカーでは2代目トヨタヴィッツ、初代日産ノート。ミニバンでは日産セレナ、SUVではトヨタハリアーハイブリッドなどです。そして2005年の最大のトピックスはトヨタのプレミアムブランド・レクサスの日本導入です。そこで今回は導入された3モデルの中からレクサスSCを取り上げます。
2005年8月から日本市場に導入されたレクサスブランド。その最初に販売されたモデルの1台がレクサスSCです。それまではトヨタソアラとして販売されていましたが、大幅にマイナーチェンジを行いレクサスSCへと進化しました。
レクサスSCはメタルトップを採用した4シーターオープンカーで、マイナーチェンジの際に、ボディ剛性の向上をはじめ、サスペンションを変更するなど質感を向上させています。搭載されているエンジンは4.3LV型8気筒自然吸気ですが、トランスミッションは6速ATへ換装されています。
中古車として流通している台数は77台まで減少しその後増加傾向となっています。平均価格は3カ月前が約163万円で現在は約158万円と緩やかながら値落ち傾向となっています。平均走行距離は約7.6万kmから7.3万kmと減少していますが、あまり相場への影響はないようです。
レクサスSCの中古車価格帯は約65万〜約335万円(応談を除く)で、高価格車の中には走行距離2万km以下という物件もあります。100万円で購入しても誰も、そんな価格とは気がつかれない迫力が魅力です。
(萩原文博)