コーナーや横風でもふらつかない!? ミニバン専用タイヤ・DUNLOP「エナセーブ RV505」が発売

●「ふんばりテクノロジー」を採用。ミニバン専用タイヤ「エナセーブ RV505」

住友ゴム工業は、2019年4月18日、ダンロップブランドの「エナセーブ RV505」を発表し、2019年6月1日から発売すると発表しました。発売サイズは48サイズで、価格はオープンプライスです。

技術面のトピックスは、その名も新開発の「FUNBARI TECHNOLOGY(ふんばりテクノロジー)」。多人数乗車でのカーブ時や不意な横風により発生するミニバン特有のふらつきを抑制するとしています。従来品の「エナセーブ RV504」と比べると、乗車人数や荷物が多い時(荷重負荷時)の耐ふらつき性能が19%向上し、安定した直進安定性、コーナリング性能を実現したそう。

ロードフォールディング性能では、パターン技術と新技術「プラスリブ」により路面をしっかり捉え、不意なふらつきでも安定した走りが得られるとのこと。また、サイド部の高剛性材料の高さを同社従来品より上げて強化。サイドウォール全体がたわむ新プロファイルとしたことで、荷重をがっちり支え、多人数乗車でもふらつきを抑制するとしています。

さらに、先述した「FUNBARI TECHNOLOGY」により耐偏摩耗性能も「RV504」よりも53%向上させ、ロングライフも達成。新プロファイルと新カオスピッチ配列の採用により、静粛性能を高めることで、静かで快適な車内環境も実現。

ほかにも、大きさが異なる5種類のブロックの配置を最適化し音を分散させることでパターンノイズを低減させ、トレッド部の接地形状を従来品より丸くし中央部から接地させることで、路面からの衝撃を緩和し振動を抑制するなど、快適性向上も図られています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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