オーナーじゃなくても参戦できる! グランツーリスモでGRスープラの公式ワンメイクレースを開催!

■「GR Supra GT Cup」が4月27日に富士スピードウェイで開幕!

●グランツーリスモ初のグローバルワンメイクレース

スポーツカー好きの心に久しぶりに火をつけたトヨタ GRスープラ。すでにディーラーでも水面下で予約受け付けが始まり、グレードによっては早くも1年待ちといった情報が流れています。

そんな納期情報にハラハラしている方は、ひとまずこれでうっぷんを晴らしてはどうでしょうか。人気ドライビングゲームのグランツーリスモで、GRスープラのグローバルワンメイクレース「GR Supra GT Cup」の開催が発表されたのです。

このワンメイク、TOYOTA GAZOO Racingが協賛する公式レースで、「アジア」「オセアニア」「欧州/中東/アフリカ」「北米」「中南米」という5つの地域で実施されます。

●スープラの改良にプレイヤーの声も反映!

参加条件はPS4とPS4用ソフトウェア「グランツーリスモSPORT」を所有し、かつゲーム内でGRスープラを購入した6歳以上の方。レースはオンライン形式で全13戦を戦いますが、成績上位者は10月下旬に東京で行われるファイナルに出場することができます。2019年シーズンは4月27日、ゲーム内の富士スピードウェイを舞台に開幕します。

ちなみに、GRスープラ開発責任者の多田哲哉氏は「スープラを毎年進化させる」と公言しているのですが、そのための問題点や課題の洗い出しには、このワンメイクレースのプレイヤーの声も参考にするとのこと。これぞ実車同様の挙動を誇るグランツーリスモのなせる技。それにしても実車オーナーとバーチャルなオーナーが対等に扱われるとは、すごい時代になったものです。

スポーツカーの楽しさを再認識するうえでも、これは参戦するしかないでしょう!

●オンライン予選のスケジュールと使用コース

Rd.1:4月27日 富士スピードウェイ(日本)

Rd.2:5月4日 カタロニア・サーキット・グランプリレイアウト(スペイン)

Rd.3:5月11日 ブルームーン・ベイ・スピードウェイ(アメリカ)

Rd.4:5月18日 サルト・サーキット(フランス)

Rd.5:5月25日 ニュルブルクリンク 24h(ドイツ)

Rd.6:6月29日 レッドブル・リンク(オーストリア)

Rd.7:7月6日 インテルラゴス(ブラジル)

Rd.8:7月13日 マウントパノラマ(オーストラリア)

Rd.9:7月27日 東京エクスプレスウェイ・南ルート 内回り(日本)

Rd.10:8月3日 ウィロースプリングス・レースウェイ ビッグウィロー(アメリカ)

Rd.11:8月10日 モンツァ・サーキット(イタリア)

Rd.12:8月17日 鈴鹿サーキット(日本)

Rd.13:9月7日 ニュルブルクリンク 24h(ドイツ)

●ファイナル

決勝ラウンド:10月下旬 コース未定

※日程やコースは変更になる可能性があります。

●レース開催時間

アジア地区:19時(JST)

オセアニア地区:16時(AEST)/18時 (NZST)

欧州/中東/アフリカ地区:16時(UTC)

北米地区:14時(PDT)/17時(EDT)

中南米地区:18時(BRT)/16時(CDT)

※Rd.4、Rd.5、Rd.13のみ開催時間が30分早まります。
※レース開催時間は変更になる可能性があります。

(文:角田伸幸)

【関連リンク】

・TOYOTA GAZOO Racing e-motorsports
https://toyotagazooracing.com/jp/e-motorsports/

・グランツーリスモ
https://www.gran-turismo.com/jp/news/00_8009755.html

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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