【新型VWパサート・オールトラック試乗】パサートでベストチョイスといえるトータル性能

●最新ディーゼルを搭載したワゴンとSUVのいいとこ取りモデル

パサート・ヴァリアントをクロスオーバー4WDに仕立てた新型パサート・オールトラックに試乗する機会がありました。現在のフォルクスワーゲンは、ゴルフ・ヴァリアントをベースとしたゴルフ・オールトラックがあり、ワゴンとSUVのいいとこ取りをしたオールトラックで、多少ニッチではあってもしっかりニーズを取りに行こうという意図が感じられます。

カタログ上は「DFC」型と表記されている2.0L直列4気筒DOHCディーゼルターボは、「EA288」型とも呼ばれる最新ディーゼルで、低圧、高圧のEGR(排気再循環)、排気上流側に酸化触媒、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)、SCR(尿素還元触媒)、下流側にも酸化コーティングされた触媒が追加されるなど、排ガス浄化に念を押したエンジン。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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