小型車規格のジムニー・シエラに新型が登場しました。
これには従来の1.3Lエンジンに代えて新開発のK15B型1.5Lエンジンが搭載されました。
新型エンジンは最高出力102ps、最大トルク13.3kgmと、パワーもトルクも従来を大きく上回るにも関わらず、単体重量の比較では14kg以上も軽量化しています。
パワーに余裕が出たことから全体のギアリングも見直しがされています。一部のギアだけを比較して判断することはできませんが(ミッション・副変速機・ファイナルが相互関連するため)、開発者によれば全体としてはよりクルージング向きのギアリングになってるとのことです。
シャシーに関してはこのシエラ専用の幅広タイプのホーシングにするとともにホイールも専用の幅広型を採用することで、トレッドが拡幅しています。
このトレッドに対応させるべく前後には非常に大きなオーバーフェンダーがセットされます。
それに合わせる形で前後のバンパーも大きな造形に変更されています。
(写真・動画・文/ウナ丼)