【新型ジムニー・シエラ】エンジンの排気量を拡大。パワーに余裕が出たことでクルージング向きのギアリングに

小型車規格のジムニー・シエラに新型が登場しました。

これには従来の1.3Lエンジンに代えて新開発のK15B型1.5Lエンジンが搭載されました。

新型エンジンは最高出力102ps、最大トルク13.3kgmと、パワーもトルクも従来を大きく上回るにも関わらず、単体重量の比較では14kg以上も軽量化しています。

パワーに余裕が出たことから全体のギアリングも見直しがされています。一部のギアだけを比較して判断することはできませんが(ミッション・副変速機・ファイナルが相互関連するため)、開発者によれば全体としてはよりクルージング向きのギアリングになってるとのことです。

シャシーに関してはこのシエラ専用の幅広タイプのホーシングにするとともにホイールも専用の幅広型を採用することで、トレッドが拡幅しています。

このトレッドに対応させるべく前後には非常に大きなオーバーフェンダーがセットされます。

それに合わせる形で前後のバンパーも大きな造形に変更されています。

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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