山本晋也 
スズキは、同社の軽四輪車「エブリイ」シリーズ（スズライトキャリイバン、キャリイバン、エブリイワゴンを含む）が2018年6月15日、国内累計販売台数300万台を達成したことを発表しました。
軽1BOXとして根強い人気を誇る「エブリイ」シリーズのルーツは、1964年9月に誕生した軽商用車「スズライト キャリイバン」にあります。その後「キャリイバン」、「エブリイ」と車名を変えてきましたが、実用重視の姿勢はしっかりと受け継がれています。
1999年6月に軽自動車規格が現行のそれに変わったタイミングで、乗用タイプの軽自動車「エブリイワゴン」が登場。ビジネスユース以外にも広く使われるモデルとなりました。
「エブリイ」シリーズの歩み
1964年 9月： 「スズライト キャリイバン」発売（初代）
1968年 3月： 「キャリイバン」発売（3代目）キャブオーバー型を採用
1985年 3月： 「エブリイ」発売（8代目）
1991年 4月： 国内累計販売台数100万台達成
1999年 6月： 乗用タイプ「エブリイワゴン」発売（初代ワゴン）
2006年11月： 国内累計販売台数200万台達成
2015年 2月： 「エブリイ」（12代目）、「エブリイワゴン」（3代目ワゴン）発売
2018年 6月： 国内累計販売台数300万台達成
そして記念すべき累計販売300万台にあわせて、6月26日より軽商用車「エブリイ」に3つの新色が追加されます。新規に設定されるカラーとグレードの関係は次のようになっています。
- ノクターンブルーパール （PC、PCリミテッド、JOIN、JOINターボに設定）
- クールカーキパールメタリック （PC、PCリミテッド、JOIN、JOINターボに設定）
- ムーンライトバイオレットパールメタリック（JOIN、JOINターボに設定）2万1600円高
ちなみに、「エブリイ」であって「エブリィ」ではありませんから、お間違いなきよう。
（山本晋也）
