【ニューヨーク国際自動車ショー2018】119年目の歴史を誇る都会派モーターショー開催!

なんと1900年に始まったモーターショー「ニューヨーク国際自動車ショー(New York International Auto Show)」がいよいよ開催となりました。

その特徴は、何と言ってもその歴史の古さです。1900年に始まったと言いますから、最初の量産車と言われるFord type T(いわゆるT型フォード、1908年発売)だって発売されてない頃です。

記録によると、1900年11月3日に始まったアメリカ初の年次自動車ショーで 、場所はあのマジソンバッグで有名になったマディソンスクエアガーデン。約69もの出展者が約160台の完成車を展示したそうです。来場者数は48,000人もの人を集めたんだとか。展示車両の価格帯は280ドル〜4000ドル。当時の年間平均賃金は589ドルだったので、安くても約6ヶ月分の給料が必要だったと言えるんだそう。

そして、マンハッタンという都心で行われる、世界でも例を見ないほど街中で繰り広げられるのも特徴です。

そのせいか、買えないような夢のクルマよりは、実際に買えて、それもお金持ちもなったくの車両の展示が目立ちます。

また、正面から入ってすぐの場所、右にトヨタ、左に日産ということからも日本ブランドの力の入れようも見えてくるというものです。

展示車両台数約1000台という2018年の会場は、ジェイコブジャビッツコンベンションセンター11th Ave. (btwn 34th&40st St.)、一般公開が3月30日(金) – 2018年4月8日(日)月〜土:午前10時〜午後10時(日曜日:午前10時〜午後7時)となっています。

(<a href=”http://clicccar.com/author/k_kobayashi/”>clicccar編集長 小林 和久</a>)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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