SUBARUで一番売れている車種は何だと思いますか? 実はフォレスターなんだそうです。
日本ではそのデビューから、SUVらしい少し高めの車高ながら、ターボモデルの速さがキャラとしては目立ってしまってなんとなく「異端のSUV」みたいなイメージもあったもので、SUBARUで一番売れているというのは意外にも思えます。
しかし、今回5代目(北米仕様)が発表となったわけですが、その間に本格的なSUVブームもあり、着実に台数を伸ばしてきたのがフォレスターだったのです。北米でこそアウトバックが売れ行きナンバーワン、次いでフォレスターとなりますが、世界販売ではそれが逆転し、グローバル最量販車種はフォレスターとなるのです。
その人気は北米でも感じられ、ニューヨーク国際自動車ショーのプレスカンファレンスでは、大手メーカーと比べるとけして大きくないブースは人で溢れかえり、発表後も写真を撮る人でごった返しがしばらく続きます。
写真で見るとかなりのキープコンセプトデザイン、ひょっとするとほとんど4代目と変わらないのかもと思いがちですが、実際目の当たりにすると、その面の使い方などかなり違っていて、まったく別物であることが明らかにわかります。特にリヤフェンダーの上部から前方へかけての流れはまったく別物です。
今回出展されたのはスポーティ系と標準系の2種類。スポーティ系はオレンジのラインが差し色として使われ、標準系は上級グレードの場合、シルバーの加飾が高級感を与えます。インテリアもスポーティ系は黒を基調としてやはりオレンジのアクセント。標準系は今回ブラウンの落ち着いていながら明るい内装が印象的です。