メルセデスベンツのフラッグシップサルーン『Sクラス』次世代型の開発車両を初めてキャッチしました。
「S 500」のダミーバッジを付けたテストミュールですが、ホイールアーチが拡大されているためトレッドがワイド化されるサインとも取れます。しかし、開発は初期段階のためランニングギアや他のハードウェアのテストの段階と思われます。
Sクラス・W223のチーフエンジニアであるハーマン・ジョセフ・ストープ氏は、次世代型ではカーボンファイバー(CFRP)とアルミニウムを多用、大幅な軽量化を図るとともに、厳しい規制と効率要件を満たすグリーンなモデルにすると語っています。
注目は、1979年に発売された2代目Sクラスに設定されていたクーペタイプの「SEC」の名称が復活するとされるレポートです。現在のメルセデスの高級クーペラインナップには、2ドアの「Sクラス クーペ」や4ドアの「CLS」がありますが、それらとの兼ね合いも気になる所で、詳細を入手次第報告したいです。
(APOLLO)