JAF(日本自動車連盟)が発表したデータよると、2011年〜2013年に発生した全交通事故を発生時間帯別に見ると2つのピークがあることがわかりました。
それは朝7時〜9時までと夕方の5時〜7時までです。これは通勤や通学、そして買い物など多くの人が移動する時間帯と重なっています。
さらに死亡事故だけに絞って発生時間帯別に見てみると、年間を通じて夕方の5時〜7時までが多くなります。4月から8月では7時台と、さらに遅い時間帯に多く死亡事故が増える傾向があります。これは一体何を示しているのでしょうか。
全交通事故の発生時間帯は朝と夕方が多くなっていました。それを死亡事故に絞ると夕方が突出しているのです。これは人が移動するというわけでなく、日没の時間が大きく影響しているということが考えられるという結論に達しました。
特にこれから秋が深まる季節は17時〜19時までの日没後の時間帯に死亡事故は多発しています。