【新車】新型リーフの「e-Pedal」は、ノートe-POWERの「ワンペダル」とどう違う?

日産ノートe-POWERには、慣れるとアクセルペダルだけで停止まで持っていける「ワンペダル」と呼ばれる制御が用意されていて、ブレーキペダルとの踏み換えを大きく減らすことが可能。好評ポイントのひとつになっています。

9月6日に世界初披露された新型リーフには「ワンペダル」をさらに進化させた「e-Pedal」が搭載されています。アクセルオフで自動的にブレーキが掛かるのが特徴で、回生ブレーキに加えて油圧ブレーキもブレンドして使われるのがキモ。

なお、ノートe-POWERはモーターによる回生、新型リーフはモーターとブレーキを併用することで、さらなる安定化が図られています。

これにより、アクセル操作だけで走れるシーンが増え、ノートe-POWER以上に渋滞時の踏み換えが減り、さらに滑りやすい坂道などでも安定した減速ができるそうです。

新型リーフにはそのものズバリ「e-Pedal」スイッチが付いていて、オンにすると通常の走行の約9割の減速をアクセル操作だけでカバーし、減速度はエンジンブレーキの約4倍(最大0.2G)に達するそう。なお、e-POWERはS/ECOモードオン時で0.15Gとなっていて、先述したように踏み換えの頻度を大きく減らすことができます。

日産の資料(テスト)によると、こうした機能がない場合を10割(ブレーキペダル踏み換え回数)とすると、新型リーフの「e-Pedal」をオンにするとなんと9割減(通勤時の公道評価)。ノートe-POWERも約7割減(市街地の公道評価/厚木→海老名)とかなり効果がありますが、アクセルペダルだけで運転できる範囲が格段に拡大しています。

毎朝、毎夕、ダラダラと続く渋滞や混雑にうんざりしているのなら新型リーフで運転の負荷を減らす手もアリかもしれません。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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