新型・プリウスPHVに採用された「電動車の弱点を克服」する画期的な新技術とは?

先頃、トヨタ自動車(以下トヨタ)の元町工場に水素で稼動する燃料電池フォークリフトの導入を開始した豊田自動織機。

豊田佐吉が1926年に創業、トヨタ自動車を含むトヨタグループ各社の頂点に立つ事実上の親会社で、現在は自動織機に加え、トヨタ車の生産やエンジン製造、世界トップシェアを誇るフォークリフト、カーエアコン用コンプレッサー等を生産しています。

そうしたなか、同社は新型プリウスPHV用の「電動コンプレッサー(圧縮機)」と、駆動用2次電池向けの「充電器」を開発したと発表しました。

今回同社が開発した電動コンプレッサーは量産車で世界初となる「ガスインジェクション機能」を搭載しており、−10度の氷点下でもエンジンを作動させずに「ヒートポンプ暖房」を可能とし、燃費の向上とEV走行範囲の拡大に寄与します。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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