自動車各社が自社の安全技術にネーミングを付けて消費者に判り易くアピールするようになりました。
そうした中、トヨタ自動車は昨年11月、普及型の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を2015年に導入、2017年末までに日本、北米、欧州のほぼ全ての乗用車に設定すると発表。
同パッケージには主にコンパクトカー向けの「Toyota Safety Sense C」とミディアム・上級車向けの「Toyota Safety Sense P」が用意されています。
末尾記号の「C」、「P」はそれぞれ「カローラ」、「プリウス」を示唆しており、第1弾として今年3月にマイナーチェンジしたカローラアクシオ/フィールダーに「Toyota Safety Sense C」が搭載されました。
トヨタがこれまで進化させてきた予防安全技術のうち、衝突回避支援や被害軽減を図る「PCS(プリクラッシュセーフティ)」、車線逸脱による事故を予防する「LDA(レーンディパーチャーアラート)」、夜間の前方視界を確保する「AHB(オートマチックハイビーム)」など、複数の機能がパッケージ化されています。