スズキ・アルトターボに「ワークス」の追加を期待できる3つの理由

2015年3月11日、ついにスズキから「アルトターボRS」が登場しました。

ダイハツ・コペンや、間もなく登場するホンダS660のような2シーターのプレミアムな軽スポーツではなく、あくまでもベーシックモデルのホット版というキャラクターは、いまや貴重な存在。

2013年の東京モーターショーにおいてスズキの鈴木修社長が、そうした贅沢な軽自動車を批判したということもありましたが、まさに身近なスポーツモデルとしてのスズキの回答といえるモデルです。

altoturboRS103

このアルトターボRSを、かつてのホットハッチ『アルトワークス』に重ねる向きもありますが、これは純粋に『ワークス』の後継モデルなのでしょうか。

いや、むしろアルトターボが”RS”というネーミングで出てきたからこそ『ワークス』への期待が高まるのです。

そう考えられる理由は3つあります。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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